6月 21
平均点と偏差値
icon1 平均太郎 | icon2 平均点 | icon4 06 21st, 2010| icon3Comments Off

センター試験の目標を設定するときに、平均点と偏差値のことを十分理解しておく必要があります。そこで、今回は夏休み前の特別講義としてセンター試験の平均点と偏差値についてご紹介しましょう。

センター試験など多数の生徒が記録するテストの得点データ、経済指標など調査や測定によって得られたデータの集合を評価判断する場合に用いられるのが『平均点』と『偏差値』です。

[平均点]
平均点を求める場合、全ての得点を加えて総人数で割って求めますが、この方法は「算術平均」と呼ばれています。
(※ これ以外にも「幾何平均」、「調和平均」がありますが、通常「平均」と言えば算術平均の事を意味します。幾何平均は比率の平均を算出したいとき、対数正規分布の中心を求めるとき、細菌増殖時の平均算出などに、調和平均は逆数に意味のある変数の平均値を求めたいときに用いられます)

平均点はデータ集団の構造を表すのに便利なベンチマークですが、同じ平均点の場合でも、そのデータ分布状態がまるで違う場合には、平均点とは別にデータ集団の分布のバラツキを表すベンチマークと併せて評価しなければ集団の構造を把握することはできません。

[偏差値]
個々のデータから平均点を引いたものを「偏差」と呼びます。この全てのデータの偏差の2乗の総和は、分布のバラツキ具合を表すことができますが、この総和をデータの総個数nで割ると「分散」というものが得られます。

このようにしてセンター試験などの得点データは、平均点と偏差値というベンチマークによって分析されます。平均点と偏差値をきちんと把握することで、自分の学力が全体の中でどの辺りにいるかということが把握出来ます。

2月 9

先月の16日(土)・17日(日)の両日に行われた、平成22年度大学入試センター試験の科目別の平均点が発表されました。以下に詳しくご紹介しておきます。来年はこの平均点も考慮されて問題の難易度も変わってくると思うので、しっかりと平均点を分析して来年度に備えましょう。来年のセンター試験対策は今からスタートです!

「独立行政法人大学入試センター」が発表した資料を参考に以下、ご紹介していきます。今年のセンター試験受験者数は520,600人となり、前年度を1万人超えました。さて、今年のセンター試験の主要科目の平均点を詳しくみていきましょう。

[センター試験の平均点]
国語では200点満点で平均点が107.62点、英語では200点満点で平均点118.14点、数学では「数学Ⅰ・数学A」で平均点40.87点、「数学 Ⅱ・数学B」で平均点が57.12点となりました。数学Ⅰ・数学Aの平均点の低さが目立ちます。

理科では、生物Ⅰの平均点が69.70点、化学Ⅰの平均点が53.79点、地学Ⅰの平均点が66.76点となっており、化学の平均点の低さが目立ちますが、平均点の差が20点未満なので得点調整は行われませんでした。

社会では歴史科目(世界史・日本史)の平均点に比べて、地理、倫理、現代社会、政治・経済といった一般常識を問う科目の平均点のほうが相対的に良かったことが特徴として見られます。大学の入試に必須でない場合には、歴史科目を避けてこうした平均点の高い科目を選択するのもセンター試験の攻略においては重要かもしれません。