前回もご紹介したように、センター試験の平均点は60点程度になるように問題作成されます。加えてセンター試験の傾向として、平均点が大幅に高くなった場合、翌年の出題は難化し、平均点が大幅に低くなった場合、翌年の出題が易しくなる傾向があります。
つまり、前年度の平均点をみれば今年のセンター試験の問題が難しくなるかどうかがある程度判断できるというわけです。
そこで今回は今年のセンター試験の科目別の平均点を確認しておきましょう。これによって今年度の平均点も現時点である程度推測することが出来ます。
[2010年のセンター試験平均点]
「独立行政法人大学入試センター」が発表した資料を参考にご紹介します。今年のセンター試験受験者数は520,600人でした。主要科目の平均点をみておきましょう。
国語の平均点は200点満点で107.62点、英語の平均点は200点満点で118.14点、数学の平均点は「数学Ⅰ・数学A」で平均点40.87点、「数学 Ⅱ・数学B」で平均点が57.12点でした。数学Ⅰ・数学Aの平均点の低さから、今年の傾向が見えてきませんか。
理科の平均点は、生物Ⅰの平均点が69.70点、化学Ⅰの平均点が53.79点、地学Ⅰの平均点が66.76点となっており、化学の平均点の低さが目立ちます。
社会の平均点は、歴史科目(世界史・日本史)の平均点に比べて、地理、倫理、現代社会、政治・経済といった一般常識を問う科目の平均点が相対的に良かったことが特徴として見られます。