今年もセンター試験が間近に迫ってきましたが、今回はセンター試験の平均点にまつわる話です。
センター試験の平均点というのは、大体6割程度(つまり100点満点なら60点のこと)になるように作成されています。平均点が6割程度に問題が作られているにも関わらず、年度や科目によっては、平均点には想定以上のずれが生じることは避けられません。そういった場合、センター試験の平均点が大きくずれ込むような場合には、平均点を上げるために、翌年度の同一の科目の難易度を、前年度に比べ逆にして平均点のバランスを保とうとしているようです。
次に、センター試験では、同一グループの科目間において20点以上の平均点差が生じた場合には、同一科目の問題の難易差に基づくものとして認められる場合に限りまして、「得点調整」で平均点の調整がされることになっています。
平均点の調整適用対象グループは、「地理歴史のB科目(3科目)」「公民」「理科のI科目(4科目)」の3つのみで、この処理はセンター試験終了後から約一週間後に行われる平均点の中間発表の際に予告された上で実施される事になっています。
なおこの平均点の得点調整処理において対象となる受験者と対象とならない受験者間での公平性の観点から、平均点差の全てを調整するのではなく、調整後にも平均点差が15点以内となるように調整されます。この平均点15点の差というのは、通常起こりうる平均点の変動範囲なのです。